RYOTA SUKEGAWA挑戦育成

道具の選び方

ジュニアバスケットシューズの選び方

最終更新 2026.08.05 / 書いた人:祐川良太(Resilient Hoops 代表・元3x3プロ)

バッシュは、子どもの道具のなかでいちばん高くて、いちばん早く小さくなります。だから「少し大きめを」と考える気持ちは、僕もよく分かります。

ただ、ケガの相談を受けたときに足元を見せてもらうと、原因がサイズではなく別のところにあることが多いです。順番に書きます。

1. 「大きめ」は0.5cmまで

成長を見越して1cm以上大きいものを履かせると、踏み込んだときに靴の中で足が前に滑ります。指先が当たって痛い、というだけでなく、止まる・切り返す動作で足首が靴より先に倒れます。

目安は、かかとを合わせてつま先に指1本ぶん(0.5〜1cm)。それ以上は「まだ履ける」ではなく「危ない」の側だと考えてください。

2. サイズより先に、幅(ワイズ)を見る

日本の子どもは足の幅が広めの子が多く、長さは合っているのに横が窮屈というケースが本当に多いです。ワイズは2E・3Eといった表記で書かれています。

「サイズは合っているはずなのに痛がる」ときは、長さではなく幅を疑ってください。同じメーカーでもモデルによって幅は違います。

3. 買い替えの目安は、サイズよりソール

靴底の溝がすり減ってツルツルになっていたら、サイズが合っていても替えどきです。止まれない靴でプレーを続けるのが、いちばんケガに近い状態です。

  • つま先に指1本ぶんの余裕がなくなった
  • 靴底の溝が消えて、体育館で滑る
  • かかとの内側が潰れて、足首が内側に倒れている

練習用と試合用は、分けなくていい

よく聞かれますが、小中学生のうちは1足で大丈夫です。2足に分けるより、1足をちゃんと合ったものにするほうが効きます。

それより効果があるのは、練習後に中敷きを出して乾かすこと。潰れるのが遅くなり、結果的に長く履けます。

足が合っていないと、性格のせいにされてしまう

幅が合っていない靴で、思い切り踏み込める子はいません。でも外から見ると「消極的な子」に見えます。

実際、靴を替えただけでドライブに行けるようになった子を、僕は何人も見てきました。道具の問題を性格の問題と取り違えると、子どもは「自分は勇気がない」と思い込みます。

踏み込めない理由が足元にないか。それを確認してから、声のかけ方を考えても遅くありません。

まとめると、大きめは0.5cmまで・長さより幅・替えどきはソール。この3つです。

道具を整えたうえで「うちの子はどう関わると挑戦できるタイプか」が気になったら、無料の診断も置いてあります。

よくある質問

バッシュは大きめを買ってもいいですか?

つま先に指1本ぶん(0.5〜1cm)までにしてください。それ以上大きいと踏み込んだときに靴の中で足が滑り、止まる・切り返す動作で足首を痛める原因になります。

サイズは合っているのに痛がります。

幅(ワイズ)が合っていない可能性があります。日本の子どもは幅が広めの子が多く、長さが合っていても横が窮屈なことがよくあります。2E・3Eなどの表記を確認してください。

買い替えの目安はありますか?

つま先の余裕がなくなったとき、靴底の溝が消えて滑るとき、かかとの内側が潰れているときです。サイズが残っていても、ソールが減っていれば替えどきです。